殷墟――今に語りかける3000年前の文明

人民網日本語版 2024年05月18日12:48

「殷墟に私は長い間憧れていた。今回訪れたのは、中華文明をより深く学んで理解し、古代のものを現代に活かし、中華民族現代文明をよりよく築くための参考とするためだ」。2022年10月、習近平総書記は河南省安陽市の殷墟を視察した際、こう述べた。

現代から3000年以上前の殷墟は、中国史上初めて、文献的裏付けがあり、考古学的発掘によって実証された商代末期の都城遺跡だ。殷墟の存在とそこから出土した甲骨文によって、伝説だった商朝が完全に実証された。これにより、文字の記録のある中国の歴史をそれまでより約1000年遡ることができるようになった。

殷墟博物館の新館が2024年2月26日にオープンし、青銅器や陶器、甲骨、玉器など文化財4000点が一斉に公開された。その4分の3以上は初めて公開されるものだった。人民網の記者はこのほど、殷墟博物館で3000年前の中華の文脈を探った。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年5月18日

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