商務部（省）の情報によると、2024年1-5月、中国のサービス貿易が急成長を続け、サービス輸出入総額は前年同期比16％増の3兆219億6000万元（1元は約22.2円）。そのうち輸出は同11％増の1兆2195億6000万元、輸入は同19.6％増の1兆8024億元で、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は5828億4000万元の赤字だった。サービス貿易には主に次のような特徴が見られた。

知識集約型サービス貿易が引き続き増加した。1-5月の知識集約型サービス輸出入総額は同6％増の1兆1898億9000万元だった。うち輸出は同2.8％増の6753億1000万元で、成長の速かった分野は知的財産権使用料の17.8％、個人向け文化・娯楽サービスの15.5％。輸入は同10.4％増の5145億8000万元、成長の速かった分野は個人向け文化・娯楽サービスの49.4％、その他商業サービスの17.2％だった。

旅行サービスが急成長を見せた。1-5月の旅行サービスは引き続き急増傾向を保ち、輸出入額は同48.4％増の8197億2000万元となり、サービス貿易の各分野の中でトップだった。（編集KS）

「人民網日本語版」2024年7月5日