高速列車でキッズ向けメニュー 旅する子に食べる楽しみ!

人民日報 2024年07月12日 16:38

      夏休みが始まり、高速列車に乗って見学や旅行に出かける子どもたちはおいしい物を味わえることになった。中国鉄路北京局集団有限公司は子どもの旅客の移動中の食事ニーズに対応し、高速列車内の食事の質と種類を絶えず向上させるため、京滬(北京―上海)高速鉄道、京広(北京―広州)高速鉄道、京張(北京―張家口)高速鉄道など一部の高速鉄道の車内で「多様な味わいが楽しい」キッズ向けメニューの提供を始めた。

      メニューの一例を見ると、ニューオーリンズ風味ローストチキン、ハッシュドポテト、目玉焼き、ブロッコリー、パプリカ、カボチャのおかずに、スイートコーンと海苔ご飯が添えられたものなどがあり、栄養とおいしさ、食べる楽しさと列車での食事体験が兼ね備わっている。

      暑運(夏休みの帰省・旅行に伴う鉄道輸送体制)期間中、北京局集団有限公司は15元(1元は約21.9円)から30元の10種類以上の食事を厳選し、異なる路線の高速列車で提供するという。

      高速列車の飲食業務を手がける企業は資源の優位性を十分に利用し、鉄道の星がつくホテルのシニアシェフのチームが作った料理を保温チェーンでスピード輸送し、高速列車へと運ぶようにしている。

      保温チェーンで運ばれる料理はレストランで調理が終わると、温度を60℃以上に保つ保温ボックスに入れられ、駅のグリーン通路を通って高速鉄道の車内へ迅速に運ばれる。食堂車のスタッフは消費期限を厳守しながらメニューを販売する。(編集KS)

      「人民網日本語版」2024年7月12日