杭州空港と日本の静岡空港を結ぶ旅客輸送路線が再開

人民日報 2024年07月12日 08:24

      7月10日より、浙江省杭州市の杭州蕭山国際空港と日本の静岡空港を結ぶ旅客輸送路線が、北京首都航空により運航を再開し、毎週往復2便が運航することになった。この路線の再開後、杭州と日本を結ぶ便は毎週33便になり、静岡は東京と大阪に続いて、杭州から日本に向かう旅客便の3番目の就航都市になった。

      運航計画によると、同路線の往路は午後3時20分に杭州を出発し、現地時間の午後7時に静岡に到着する。

      今年は浙江省と静岡県が友好省・県関係の協定を結んでから42年目にあたり、杭州蕭山国際空港ターミナル4の出発ロビーでは「浙江省・日本静岡県友好交流特別展」も運航再開に合わせて始まった。

      浙江省と静岡県が1982年に友好省・県関係を結んで以来、双方の交流は活発で、往来も頻繁だ。杭州日本商工クラブの稲田肇会長は、「現在、日系資本は浙江省の導入した外資の重要な部分を占め、中国市場で人気のある一部の日系企業は追加投資を行って、事業規模を拡大させている」と述べた。

      同時に、訪中外国人の旅行円滑化政策が相次いで打ち出されるのにともなって、中国のインバウンド市場が回復を加速させている。杭州は外国人観光客の「チャイナトラベル」で人気の目的地の1つだ。

      年初以来、杭州の出入境検査所が相次いで再開され、杭州とシンガポール、マレーシア、日本、韓国などを往復する国際路線の便数が増えている。現在、杭州蕭山国際空港は32の国際(地域)目的地に就航し、4大陸の19ヶ国を結び、毎週500便以上が運航している。(編集KS)

      「人民網日本語版」2024年7月12日