若い起業家が集まり活気あふれる西安の「INNO START–UP WONDERLAND」

人民日報 2024年06月12日 10:00

      夜景が美しい西安ハイテクパークの「INNO START–UP WONDERLAND」(撮影・翁奇羽)。

      陝西省の西安ハイテク産業開発区の「INNO START–UP WONDERLAND」では、カフェでミーティングしたり、急ぎ足で歩きながら、電話で商談したりしている若者たちの姿を至る所で目にすることができ、満ち溢れる「若々しい力」を感じることができる。人民網が報じた。

      「INNO START–UP WONDERLAND」には、巨子生物(ジャイアント・バイオジーン)や富士達、知象光電(Revopoint)といった有名企業のほか、ブックカフェや弁護士事務所、小劇場などの関連サービス企業も進出している。

      起業者の劉夢さん(27)は、「コミュニティは環境や雰囲気がとてもよく、仕事と勉強、生活が一体となっている。毎日ここに来ると、無駄なエネルギーを使うことなく、ホットコーヒーやお茶を飲みながら、仕事に没頭できる」と話す。

      6年前の25歳の時に起業した臻泰智能科技有限公司の創始者・王浩冲さんは、「起業したばかりのたいへんな時期に、パークは家賃の一部を減額・免除してくれたので、息継ぎする時間ができ、飛躍するのを助けてもらった」と振り返る。テクノロジーイノベーションの夢を叶えるべく、「INNO START–UP WONDERLAND」で起業した王さんの会社の評価額は今、1億元(1元は約21.7円)を超えている。このテクノロジーイノベーションの「沃土」となっている同パークでは、たくさんの若者がこうした夢をかなえている。(編集KN)

      「人民網日本語版」2024年6月12日

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